丁字(クローブ)はドーピングに引っかかるのか?

2017年の禁止表国際基準の変更で、ヒゲナミンがベータ2作用薬の例として追加されましたが、ヒゲナミンは丁子(クローブ)にも含まれています。

ヒゲナミンがドーピング違反禁止物質の一例にあがりました

丁子と言えばカレーです。カレーは大丈夫なのか?と、疑問がでてきます。

丁字にどれくらいの量のヒゲナミンが含まれるか、カレー一食当たりにどれくらいの丁字が含まれるのか、摂取してから尿中に排泄されるまでどれくらいの時間がかかるか、体内からの消失がどれくらいかかるのか。

これらのデータが全く存在しないためカレーが大丈夫か否かを考える合理的な理由がありません。

他方でカレーは世界中で常食されており、カレー摂取が原因とされるヒゲナミンによる違反例は存在しません。

もちろん、今まで大丈夫だったからという考え方は将来に渡っても同じ結果を保証するものではないと私は主張していますが、他に判断基準が存在しないのでそう考えるしかありません。

例えば、フェネチルアミンはこれまで食品の中に含まれていますが、食品の中に含まれているフェネチルアミンでは陽性となる事は無いと2017年の禁止表の15ページに記載されています。(これもネット上では物議をかもしました。)

食品中の丁字も恐らくはこの流れを辿るのではないかと予想されます。

 

https://mettagiri.com/supplecontami/

 


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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師・スポーツファーマシスト。パワーリフティングというスポーツで現在も競技出場しており、競技者目線に立ったアンチ・ドーピングの解説記事を書きます。 主な戦績 2009年、2011年全日本パワーリフティング選手権大会優勝 2011年世界パワーリフティング選手権大会種目別銀メダル 2012年アジアパワーリフティング選手権大会種目別金メダル 2017年度はパワーリフティング、ベンチプレスともに全日本大会3位でした。 薬剤師名簿登録番号:第409011号