NF Rep.の仕事をしました

ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会お疲れ様でした。

数多くの大記録が生まれた素晴らしい大会でした。

スポーツファーマシストの奥谷元哉です。

さて、私は今大会にNational Federation Representativeとして運営に関わりました。

ロングな英単語を見ると拒否反応を示す方がいらっしゃるとはおもいますが、National Federationは直訳すると国の連盟ですが、ここではスポーツ競技団体のことです。この大会では日本パワーリフティング協会ですね。

Representativeは代理人という意味ですが、日本パワーリフティング協会の代理人としてJADAから派遣された検査員との橋渡し役として働きました。決して、スーツを着て会場で暇そうにしていたわけではありませんよ(笑)

大会に来られている皆様はパワーリフティングフリークですので競技の進行や選手の顔をご存知ですが、JADAから派遣された検査員はパワーリフティングの事をご存じない方が大半ですので例えばスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの三種目で各三試技ずつ行い、トータル重量で順位が決まる。こういった基本的な情報から説明が必要となってきます。

ドーピングの検査員というとちょっと怖そうなイメージがあるかもしれませんが、話を聞いてみますと、皆さんどこかでスポーツに関わられている方ばかりで、競技や競技者に対して理解がありました。我々の常識では男子選手であればデッドリフトの200kgは全然大した事が無い重量ですが、パワーリフティングを初めて見る検査員からしたら考えられない重量で皆さん大変驚かれていました。

まだまだパワーリフティングは広がっていく余地が大きいです。

意外なことですが、ドーピング検査員はそれほど多くはないのですが、常連の選手であっても検査員には覚えられていません。

パワーリフティングの事を全く存じ上げない検査員に試合の状況を伝え、検査通告を受ける選手の元まで検査員を誘導するのがNF Rep.の主な仕事です。

薬剤師とスポーツファーマシストであればなれるのか?

いいえ。この仕事は薬剤師としての職能もスポーツファーマシストとしての知識も必要とはなりません。

その競技の事、その競技の選手の顔をよく知っていて、秘密を守れて、協調性のある方なら出来ます。

後半2つはパワーリフティング関係者にはいささかハードルが高いと思いますが(笑)

もちろん、競技の事をよく知っているスポーツファーマシストであれば選手もより安心して検査を受けることが出来ます。

アンチ・ドーピングルールの競技者は適切に検査を受け、クリーンであることを証明し続けなければなりません。

その検査を円滑に行うためには競技団体からの補助が必要となります。それがNF Rep.です。

今大会も一人もドーピング違反者が出ないことを節に願っております。


禁止物質を含まないことを検査されたサプリメント